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内容 からだのつらさを和らげる > 痛み・からだのケア
タイトル その鎮静、ほんとうに必要ですか
出版社 中外医学社
出版年月 2014
著者 大岩孝司 他
目次 はじめに

第1章 がん終末期患者の諸相
 【耐え難い苦痛といわれている構図を症例から学ぶ】
 【5人の患者の共通点】
  【患者の話を聞き,患者の判断を尊重】
 【食欲低下と喪失感】
 【がんの辛さをもたらすもの】
 【ある裁判記録に見る耐え難い苦痛】
    【ガイドラインの落し穴】
 【耐え難い苦痛症状の対策】

第2章 がんの苦痛症状の緩和の実際〜がんの痛みを中心に〜
 【身体的な苦痛の感覚と情動】
 【がん終末期患者の心情】
 【さくさべ坂通り診療所における医療用麻薬使用の実状】

    第3章 緩和ケアの医療的視点
 【緩和ケアの定義(WHO)】
 【QOLとは何か】
 【がん終末期と健康関連QOL】
 【最後まで維持改善が可能なQOL要因】
 【アイデンティティを維持するためには】

第4章 耐え難い苦痛
 【鎮静ガイドラインに書かれている“耐え難い苦痛”】
 【耐え難い苦痛に関するガイドラインの問題】
 【緩和ケアの質と耐え難い苦痛】
 【耐え難い苦痛に込められたメッセージ】

第5章 鎮静ということ
 【鎮静のガイドラインに記述されている“鎮静”】
【浅い鎮静】
 【深い鎮静】
 【鎮静で耐え難い苦痛が緩和されるのか】
 【苦痛の評価で問題になること】

    第6章 安楽死
 【定まっていない終末期医療の視点】
 【安楽死事件から見えるもの】

   第7章 患者本人の意思
 鎮静の過半数が本人の意思の確認がない
 【医療現場のコミュニケーション】
 【認識の違い】
 【患者本人の意思ではない】
 【家族の意思】
 【緩和ケアチームの責任】

第8章 昏睡と鎮静
 【自然の経過では昏睡にはならない】
 【鎮静を緩和ケアの手段として正当化することは間違い】
 【緩和ケアのプログラムに欠落しているもの】

おわりに
文 献
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備考