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内容 命や生きる意味を考える・心を癒す > 生や死について, 命や生きる意味を考える・心を癒す > 看取り
タイトル いかに死を受けとめたか
出版社 ナカニシヤ出版
出版年月 2015
著者 井藤美由紀
目次 はじめに――私的序章―― 

  第一章 がん患者の遺族に出会うまでの軌跡
1 その時、何が起こっていたのか?
2 本書で論じる「死」
3 日本の大都市圏で進行していた問題
4 「死」をめぐる世情の変化
5 出会いと別れがもたらした新たな展開
第二章 なぜ、今、いかに「死」を受けとめたかを論じるのか?
1  日本の終末期医療が直面している問題
2 予期悲嘆研究の現状と課題
3 家族介護者の看取り体験を伝える目的と意義

第三章 「死」の否認に起因する諸問題
1 親類縁者の予期悲嘆
2 伝わらなかった告知内容

第四章 余命告知の副作用
1 夫の在宅介護が楽しかった妻
2 夫婦の溝と対峙した夫
3 精神障害をもつ弟に寄り添い続けた兄
4 在宅での看取りは「家族に迷惑がかかるもの」なのか

第五章 死にゆく者の作法――「看取りの文化」のエッセンス(1)――
1 「嫁」の看取り
2 社会的慣習と介護負担感
3 死にゆく者の作法

第六章 家族に継承される「看取りの文化」――「看取りの文化」のエッセンス(2)――
1 同時に家族三人が末期患者になったケース
2 看取りを支える死生観
3 「介護は辛いものだ」という考え方への抵抗感の由来

第七章 「看取りの文化」の再構築に向けて
1 国内の「看取りの文化」の現状
2 日本の家族の現在 
3 安心して最期を迎えられる地域社会をつくるために
4 結び

あとがき

資料 調査の概要
1 インタビュー調査と研究の方法
2 調査結果
URL ナカニシヤ出版
Amazon.co.jp
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備考